2013年5月26日日曜日

2013年04月19日号 emobile GL01PとGL04P


emobile LTE GL04Pを使ってみた

2週間ほどemobile LTE GL04Pを使ってみて、GL01Pと比較してみた感想です。

■ 良い点

  1. 電源はONのまま、無線LANをOFFにした状態でのバッテリの持続時間が長いので、使用後に電源をOFFせず無線LAN OFF状態で長時間保持できる
  2. 通信時のピーク速度が格段に早くなっている(平均速度は、電波側に依存)

■ 悪い点

  1. 電源をON後または無線LANをON後から、iPadやiPod touchがGL04Pとの接続が完了するまでの時間が長く掛かる
良い点1と悪い点3を双方加味すると、無線LAN接続が確立し、実際に使用できるまでの時間は短縮できるので、まずまずかなって感じです。

emobile 3G D25HWとLTE GL01Pを活用しよう!

アキバのじゃんぱらで中古で購入した3G D25HWと、機種変で残ったGL01Pの活用法を考えましょう。

■ 3G D25HW …海外での利用に最適

ネットの情報を総合すると、SIMロックは掛かっていませんが、残念ながら国内のdocomoやsoftbankでは使えないようなロック=ネットワークロックが掛かっています。
・・・ということで、海外なら十分役に立ちます。
フランスのOrangeでの使用実績もあり、W-CDMA/HSDPA 1.7GHz/2.1GHzの通信方式であれば、海外のプリペイドSIMを買って、プロファイルを設定すればOK。
連続通信時間は4時間と短めですが、軽くて小さく持ち運びも便利、中古で2千円前後の安さなので、旅行中に盗難やおやじ狩りされても、耐えられる範囲内です。

■ LTE GL01P …FOMAネットワークなら繋がりそう

こちらもネットの情報ですが、GL01PはSIMロックフリーですが、残念ながら周波数の関係でdocomoのXiやFOMAプラスエリアには繋がりませんが、通常のFOMAならOKのようです。
一般にFOMAプラスエリアは、山間部等の電波の届きにくいエリアを中心に、都心ではビル影を補完するため利用されているので、小田原のような山間部でもなくビル群もない地方都市なら、FOMAエリアだけでも十分行けそうです。

■ 激安FOMAのMVNOを調べてみよう!

 FOMA利用のMVNO(=仮想移動体通信事業者/Mobile Virtual Network Operator)であれば、サービス内容もお値段も選べます。
2千円以下でFOMA回線を利用可能な主なサービス(速度制限なしに限る)
MVNO/サービス名称回線通信量上限契約縛り
期間
初期費用
月額費用
OCN モバイル エントリー d LTE 980Xi/FOMA30MB/日
超過当日は100kbpsに制限
1ヶ月3,510円
980円
BIGLOBE LTE・3GライトSプランXi/FOMA1GB/月
超過当月は128kbpsに制限
2年3,510円
1,980円
楽天LTEエントリープランXi/FOMA200MB/月
超過当月は100kbpsに制限
1ヶ月4,200円980円
日本通信(イオン、Amazon、ヨドバシ等を含む)b-mobileも色々ありますが、安いのは遅い、速いのはデータ量の制約が厳しく値段はそれなりなので、ちょっとイマイチな感じです。
総合的にみると、OCN モバイル エントリー d LTE 980が結構いい感じですね。通信量超過で速度制限が掛かっても、翌日には解除されるのが精神衛生的にも好ましいです。
なお、OCN モバイル エントリー d LTE 980は、まずAmazon.co.jpでSIMパッケージを購入する必要がありますが、4/14現在在庫切れになっています。
やはりみなさん、目の付け所は同じようですね。低予算で、毎日出先で軽めに使いたい人にとっては、最適なサービスです。

訳あってemobile GL01Pから GL04Pへ機種変更

emobile LTEのモバイルWiFiルータを、イーアクセスさんの諸般の事情により、GL01PからGL04Pに無償で機種変更していただきました。
更に、太っ腹のイーアクセスさんのご厚意により、GL01Pもそのまま手元に残り、2年縛りの契約満了時期も特に変更有りません。
「諸般の事情」につきましては、Googleさんに「GL01P 交換」と尋ねてみてください。これでemobile端末が3台になりました。
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■ 小田原市内にも75Mbpsエリアができた!

最近、小田原市内の一部が75MbpsのLTEエリアになったようで、”一部”とされる場所を特定しようと調査を始めようとしたところ、愛用しているGL01Pが30Mbps程度の受信速度までしか対応していないということが分かりました。
言われてみれば、LTE開始直後に、75Mbpsエリアとされる箱根湯本駅周辺や、二宮駅周辺で受信実験しても、小田原市内と特に大きな差がなく、イマイチ盛り上がらなかったことがあります。
もしかするとこれは、電波の問題ではなく端末の性能の影響だったのかもしれません。
ということで、イーアクセスさんとのご相談の結果、GL01PからGL04Pに機種変更となった次第です。
GL01Pでも、専用ソフトをインストールしたWindows PCとUSBケーブルで接続すれば、所定の75Mbpsでの受信は可能だそうです。
Kanatecの場合は、モバイルPCはMacbook Air、その他はiPadとiPod touchなのでこの方法は使えません・・・というか、USBケーブル接続ではPocket WiFiって呼べませんよね?
機種変更したGL04Pならキッチリ75Mbpsまで対応していますので、小田原市内の一部の75Mbpsエリアを探すとともに、もう一度箱根湯本駅周辺や二宮駅周辺の75Mbpsで受信実験してみましょう。
更にGL04Pは、連続受信時間10時間/連続待受時間380時間と、GL01Pの同9時間/250時間より、バッテリーの持ちがよく、丸一日電源ONの状態でカバンに入れっぱなしで十分OKです。

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